電気加熱反応釜
説明
電気加熱式大気圧反応釜は、材質により炭素鋼反応釜、ステンレス鋼反応釜、ホーローガラス反応釜(ホーロー反応釜)に分けられます。反応容器の製造構造により、開放型平蓋反応釜、開放型突合せ溶接フランジ反応釜、密閉型反応釜の3種類に分類されます。それぞれの構造には、それぞれ独自の適用範囲と長所・短所があります。
電気加熱式大気圧反応釜は、加熱方式によりステンレス製電気加熱式反応釜とステンレス製蒸気加熱式反応釜に分けられます。電気加熱式反応釜のジャケット内に熱媒油を入れ、通気口を開いたまま電熱棒で加熱します。160rpmを超える回転数には、減速機の使用をお勧めします。開口部の数、仕様、その他の要件は、お客様のご要望に応じて設計・製造いたします。
電熱リアクターは、急速加熱、耐高温性、耐腐食性、衛生性、環境汚染の防止、ボイラーの自動加熱の不要、使用の利便性などの特徴を備えています。電熱棒を用いてジャケット内の熱媒油を加熱し、熱媒油の温度を必要な温度まで上昇させます。その後、温度測定コントローラが電熱棒を制御し、通電を停止して一定温度を維持します。

仕様
ボリュームL | 電気暖房電力 | 容器径 φmm | ジャケット径 φmm | モーター n/kW | 混合速度 rpm |
50 | 4×2 kW | φ400 | φ600 | 1450/0.8 | 60~100 |
100 | 6×2 kW | φ500 | φ700 | 1450/1.1 | 60~100 |
300 | 6×4 kW | φ800 | φ1000 | 1450/2.2 | 60~100 |
500 | 9×4 kW | φ900 | φ1100 | 1450/3 | 60~100 |
1000 | 12×4 kW | φ1200 | φ1400 | 1450/4 | 60~100 |
2000 | 15×5kW | φ1400 | φ1600 | 1450/4 | 60~100 |
3000 | 15×6kW | φ1600 | φ1800 | 1450/5.5 | 60~100 |